(o’ω’o)b コンニチワァ♪ 父ちゃんです。
今回は道後温泉でのお散歩について書いていきます。
湯築城跡をお散歩した後は、すぐ隣の道後温泉をウロウロ…
「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになった道後温泉本館や坊ちゃん列車などを見てきました。
3000年の歴史を持つ温泉 道後温泉
道後温泉は、日本の温泉の中でも最古級のもので、神話の時代には大国主命と少名彦命、飛鳥時代には聖徳太子が訪れたと伝えられています。
文学の世界では、源氏物語に「伊予の湯桁」として登場し、夏目漱石は「坊ちゃん」のなかで道後温泉本館を絶賛しています。
その道後温泉の中心になる建物が「道後温泉本館」です。
現在の道後温泉本館の建物に改築されたのは、1890年に初代道後湯之町町長に就任した伊佐庭如矢によるもので1894年に完成しています。
2018年から改修工事が行われる予定があるようです。工事が始まると温泉には入れますが、建物の姿を見るのはお預けになりそうですね。
道後温泉温泉本館は4棟の建物が、公衆浴場として初めて国の重要文化財に指定されています。
神の湯本館は1894年(明治27年)の建立、3階建の建物で屋上には宝形造の塔屋「振鷺閣」があり、朝の6時、正午、夕方の6時の3回太鼓が打ち鳴らされます。
神の湯本館の2階から、浴衣を着た方が外を眺めている風景がなんとも素敵でした…今度は建物の中から外を眺めたいですね。
又新殿・霊の湯棟は1899年(明治32年)の建立、日本で唯一の皇室専用浴場で「玉座の間」があります。これまでのべ10人の皇族の方が御利用されたようです。
他にも南棟と玄関棟が1924年(大正13年)の建立です。以上の4棟が重要文化財の建物です。
最近では映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋「油屋」のモデルの一つになっていることで話題になりました。
映画の油屋は大きな建物で描かれていますが、モデルの道後温泉本館は意外とこじんまりとした建物です。建物の装飾や神の湯本館側面の感じは映画とよく合っているように思います。
カルラを連れているので当然中には入れませんが、外から建物を眺めるだけでも父ちゃんは結構満足でした。
ただ人の多さはなかなか凄かったです。温泉に入るのも長蛇の列、玄関辺りは記念撮影をする方でごった返していました。
道後温泉駅前 坊ちゃん列車とカラクリ時計
道後温泉本館を見学した後は、商店街「道後ハイカラ通り」を通って道後温泉駅前に向かいます。
道後温泉駅は1911年(明治44年)建築の旧駅舎が復元されていて、周辺には足湯や坊ちゃんカラクリ時計のある放生園や坊ちゃん列車を見ることができます。
父ちゃんたちが訪れた時は、ちょうどカラクリ時計が動きだす時間で、時計から小説「坊ちゃん」の登場人物が出てくるのを見ることができました。
カラクリ時計の足元には足湯があります。人気の場所で、いつも多くの方が利用されているようです。
カラクリ時計が終わると、今度は運行を終えた坊ちゃん列車が入線してきました。
カラクリ時計に坊ちゃん列車で駅前は大混雑…なかなか記念撮影もできません。少しの間周辺をウロウロして少し空いた時になんとか写真が撮れました!!
これでこの日のお散歩は終了です。なかなかの移動距離でしたが、予定していた所はほぼまわることができて満足の一日でした。
※5/4にお散歩しました