パピヨン”カルラ”とお出かけ~京都の夏 祇園祭 前祭 その5~

(o’ω’o)b コンニチワァ♪ 父ちゃんです。

今回も祇園祭、前祭の様子を書いていきます。

今回は巡行8番目の「芦刈山」からです。これでようやく山鉾の1/3が終了しました。後祭のお出かけにも行ってきたのでペースを上げて書いていきたいと思っています。

当分の間は祇園祭一色になりますが、よろしくお願いします。

8,芦刈山

謡曲の「芦刈」に基づく山です。

祇園祭 芦刈山

▲芦刈山

その昔、摂津の国(現在の大阪府東大阪)に住んでいた夫婦が貧しさのあまり、心ならずも離縁することとなります。妻は京都へ上り、高貴な人の若君の乳母となります。生活も安定したので夫を探すために難波の浦へくだりますが見つかりません。そのころ夫は落ちぶれて芦を刈ってそれを売り歩いていました。

祇園祭 芦刈山

▲芦刈山

ある日、面白おかしく噺をしながら芦を売る人物に妻の一行は出合います。舞などを披露した後、芦を買ってもらう段になって妻と夫はお互いに気づきます。夫は身の上を恥じて身を隠しますが、妻は優しく呼びかけ再びめでたく結ばれ京へ上っていきます…というお話です。

祇園祭 芦刈山

▲宵宮の芦刈山。山の構造がよくわかります

芦刈山の御神体は衣装を含めて祇園祭の中でも特に古いもので、御神体のお頭には1537年の銘があり、作者は奈良・東大寺の金剛力士像などの作者で知られる運慶の次男とされる康運です。

現在巡行には江戸時代に作製された複製品が使用されていますが、宵宮期間に会所で旧お頭をみることができます。まじかで拝見させていただきましたが、あまりのリアルさに少し怖くなります…生首みたい…

また御神体の衣装「綾地締切蝶牡丹文片身替小袖」は天正17年(1589年)の銘があり、祇園祭の山鉾の中では最古のもので、重要文化財に指定されています。

祇園祭 芦刈山の会所

▲芦刈山 会所

祇園祭 芦刈山の旧お頭

▲芦刈山 御神体の旧お頭

芦刈山の懸物はなかなか個性的なものが使われています。前懸と見送は京都出身の日本画家、山口華楊原画のものが使われています。

祇園祭 芦刈山の前懸「凝視

▲芦刈山 前懸「凝視」

前掛は立派なライオンが描かれた段通「凝視」、見送は三匹の鶴が描かれた綴織「鶴図」です。どちらも大きく動物が描かれた異色の懸物ですが、淡いタッチで描かれていて父ちゃんは大好きです。

山口華楊は動物画を多く手掛けた芸術家で、犬を描いたものなどはとても可愛いものがあります。犬好き、動物好きな方だと絶対気に入る芸術家だと思いますよ~

祇園祭 芦刈山の見送「鶴図」

▲芦刈山 見送「鶴図」

祇園祭 芦刈山の見送の装飾

▲見送の装飾


胴懸は尾形光琳原画の「燕子花図」。1994年に作製されたもので、原画の「燕子花図」は国宝で東京の根津美術館にあります。

祇園祭 芦刈山の胴懸「燕子花図」

▲芦刈山 胴懸「燕子花図」

そのほか会所では、以前使われていた前懸や見送が展示されていました。毎年思うのですがこの芦刈山の会所の展示ボリュームはなかなかのものです。一見の価値はありますよ。

祇園祭 芦刈山の見送「唐子嬉遊図」

▲見送「唐子嬉遊図」

祇園祭 芦刈山の胴懸「雲龍図中国刺繍」

▲胴懸「雲龍図中国刺繍」 1832年のもので、
中国清朝の官服の刺繍部分を 切取り仕立てたもの

芦刈山 前懸「欧風景」

▲前懸「欧風景」

会所で公開されていた前懸「欧風景」は17世紀にヨーロッパで織られたタペストリーを仕立て直したもので、クジャクや象、ヨーロッパの建物が描かれているのがわかります。

滋賀県のお祭り「大津祭」の山鉾「石橋山」の見送にもこれと同じタペストリーで作られた見送が現存しています。

上段の鳥の刺繍は中国・明朝末期~清朝初期の官服につけられていた階級章です。

祇園祭 芦刈山とパピヨン

▲父ちゃんのお気に入りの山ワン🐾

祇園祭 芦刈山

▲芦刈山

※7/16~17にお出かけしました
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