パピヨン”カルラ”とお出かけ〜京都の夏 祇園祭 前祭 その6〜

(o’ω’o)b コンニチワァ♪ 父ちゃんです。

今回も引き続き祇園祭、前祭の山鉾を巡行順にご紹介していきます。

今回は9番目の山鉾「月鉾」から始めます。祇園祭期間の7月中に全てご紹介できるよう頑張っていきます。

9,月鉾

月鉾は鉾頭にみかづきを付けていること、天王座に月読尊をお祀りしていることからその名がつけられました。歴史ある装飾品を数多く所有している鉾で、天王座の御神体がもつ櫂には元亀4年(1573年)、約440年前の銘が残っています。

祇園祭 月鉾

▲月鉾

月鉾の一番の見どころは鉾の屋根裏に描かれた「金地彩色草花図」で、1784年に円山応挙によって描かれました。当時、京都で最も売れっ子であった円山派、その円山派を率いる応挙に制作を依頼していることからも当時の町衆の財力と祭にかける気概が感じられます。

祇園祭 月鉾

▲月鉾

また、天水引の「霊獣図刺繍」は円山応挙の孫、円山応震の下絵によるもの。応震は他にも郭巨山の見送「唐山水仙人図綴織」の下絵も手掛けています。

天井には源氏物語をテーマにした「金地著彩源氏五十四帖扇面散図」があります。これは岩城九右衛門の作品です。岩城は町内に住んでいた富豪で現在の豪華な鉾をつくった立役者になります。

祇園祭 月鉾

▲巡行前の月鉾

他にも破風蟇股の彫刻は左甚五郎の作と伝えられるものであったり、破風金具も華麗なものが使用されています。

…しかしこの月鉾、見学のしずらさは№1じゃないかと思います。四条通に鉾はたちますが、同じ四条通にたつ長刀鉾・函谷鉾に比べて前の歩道がすごく狭くて立ち止ることは困難、鉾に上る列ができ始めると歩道は大変なことになっています。

祇園祭 四条通の山鉾

▲四条通に並んで立つ鉾。
手前が月鉾で奥が函谷鉾です。

それなら夜の歩行者天国の際に見学しようかと思いますが、月鉾は烏丸や河原町からつづく一方通行を進むと最初に近づける鉾になるので毎年一番混雑する場所になります。

彫刻や懸物などゆっくり見学してみたいと思っていますが、まだ一度もその願いはかなっていません。(写真も唯一遠くからのものしかありません…)

祇園祭 月鉾

▲月鉾

祇園祭 月鉾とパピヨン

▲いい具合に近づけないワン🐾


10,山伏山

山伏山は御神体が山伏の姿をしていることから名づけられました。

祇園祭 山伏山

▲山伏山

山伏は浄蔵貴所という平安時代の僧侶で、延暦寺横川や大峯山など修験道の聖地で修業を行っていました。加持祈祷に優れ、法観寺の塔(八坂の塔)が傾いた際には法力でそれを直したそうです。

祇園祭 山伏山の御神体

▲山伏山の御神体

御神体は左手に数珠、右手には斧、腰にほら貝をつけ、浄蔵貴所が修験者として大峯山に入る姿を現しています。これらの衣装は修験道の本山・聖護院から送られたものだそうです。

祇園祭 山伏山の御神体

▲山伏山の御神体

山伏山では聖護院から実際の山伏がやってきて会所前で祈祷が行われます。八坂神社のお祭りである祇園祭ですが、この山伏山は明治の神仏分離以前の神仏習合の姿を色濃く残こしています。

▲前を行く月鉾の進行を待つ山伏山。
椅子もあらかじめ準備されています。

祇園祭 山伏山の見送

▲山伏山の見送

山伏山の懸物でユニークなのが水引で、蚕を育てて糸をとり、機織りをして布が織りあげられるまでの一連の流れが描かれています。下絵は狩野派による綴織です。

祇園祭 山伏山とパピヨン

▲仏教と神道が一緒ワン🐾

祇園祭 町内の風景

※7/16~17にお出かけしました
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